Rio Brewing & Co. SPRL
Square de Meeûs 35 3e 1000 Brussels Belgium
苦みや甘みやスパイスを加えてビールとしての味を目立たせる事は可能でしたが、日本人のプロダクトとして食事に合わせる事を考えるとビール一杯だけが主役となる事をさけようと考えました。
そのため過度な香りや苦みを伴わないようにスパイスを使わず、日本にて多く飲まれるビールと同じアルコール度も6%。その中で苦みも協調しすぎない。他のビールとの差別化などの視点からすると非常に難しい難題となりました。小麦のかすかな酸味と新しいドライホッピング、発酵方法により、口の中をスッと抜け、軽やかに香るためだけに大量のホップフラワーを投入しています。
食を切るための苦みを求めるのではなく、通常ビタリングに使わないホップを使用しています。まさに日本の繊細な美を消さないビールの美を表現するビールです。
高知県産柚子の皮を大量にホップのドライホッピングと同時に付け込み発酵・熟成させるという特別な醸造法を用い、初陣のコンセプトを生かしながら初陣とは異なる2種のベルギー酵母を利用して柚子のアロマを軽やかに表現しております。瓶と樽は瓶内、樽内二次発酵によるきめ細かい泡立ちも特徴となります。
2012年、3年の構想を経てベルギーにて醸造された世界初のベルギーチョコレートスタウトを共同開発。弊社菅原がデ・ラ・セーヌ醸造所ベルナルドと共に11月にデ・ラ・セーヌ醸造所にて共同醸造を行い、日本とブリュッセルの名店「ムーデル・ランビック」のみで提供される事となった。チョコレートではなくチョコレートモルトを使い、リッチなモルト感と4度のホップ投入による爽快な苦味。ビールのコクを生み出すためにミルクスタウト。ホップの投入にも様々な手法を取り入れ、苦みだけでなくチョコレートモルトの風味からの苦み、余韻は長いが、アルコール度数はけして高くない。アルコール度に対しての味わいは類をみない複雑な風味へと仕上がった自信がある。チョコレートとビールの王国ベルギーにてベルギーと日本の二人がおちあいビールを醸造した。ぜひ二人でこのビールを楽しんで欲しい。きっとラベルのように心が小躍りするようなこれまでにないスタウトに仕上がっている。ベルギーの文化と日本の架け橋となるビールです。
RIO BREWING & CO. とDe Struise Brouwersの2008年の2月に醸造して1年サンテミリオン・グランクリュのシャトー・バラドーより新樽を取り寄せ熟成、その後3年に渡りケンタッキーのバーボン樽にて熟成させた究極の一品。ratebeer.comでも99点を獲得。
スタイル:BELGIAN TRADITIONAL SAISON
新ブルワリーのフラグシップとなる、RIOの名を冠したセゾン。ベルギー産の大麦モルトをベースに、小麦・オーツ麦・ライ麦の3種の穀物を加えてシルキーでほのかにスパイシーな飲み口に、欧州産ホップの穏やかな香りと柔らかな苦みをのせて、RIOが直輸入したベルギー産2種の酵母で醸したセゾン。伝統と人の円を大切にするリオ・ブルーイングだからこそ提案できる、食事の場に寄り添う新たなセゾンをお届けします。
スタイル:JUICY SAISON FERMENTED BY BELGIAN YEAST
トラディショナルな醸造法で作られたライゾンに対してその醸造法にトロピカルなアメリカンホップで醸造及びドライホッピングした、ジューシーな味わいのセゾンを提案する。我々が直輸入したベルギー産酵母のイーストアロマのフルーティさとスパイシー感が複雑味を重ねている。
スタイル:EAST COAST IPA
豊富な海の幸と大きな港を抱え、首都圏の暮らしを支える東京湾に捧げる。小麦とオーツ麦を加えた、滑らかで苦みを抑えたイーストコーストIPA。アメリカンホップのフルーティな香りが特徴的だが、食事にもよく合うバランス、ドリンカビリティー。
スタイル:BELGIAN TRIPLE WITH HONEY
年に数回、少量醸造でお届けする特別なビールECLIPSEシリーズ。第一弾はベルギー産の大麦モルトと小麦、ヨーロッパホップに蜂蜜を加え自慢のトリプル。仕込時に加えた蜂蜜と我々が直輸入したベルギー産2種の酵母からなる、芳醇でフルーティなアロマ。甘みを感じるのにスッキリとした味わい。時間をかけて温度による変化も楽しんで頂きたい。
スタイル:BELGIAN QUADRUPEL WITH OAK
年に数回、少量醸造でお届けする特別なビールECLIPSEシリーズ。新ブルワリーへの移転前に、五反田のブルーパブで特別醸造したクアドルペル。ベルギー産の原料を使い、オークの特徴を持たせ、さらに1年以上熟成させたふくよかで重厚な飲み応え。新ブルワリーの開業を記念した特別な一杯だ。どうぞ飲み逃しなく。
スタイル:SESSION ALE WITH ELDER FLOWER
ベルギーのビール醸造でも用いられ、ヨーロッパにて春先に咲くエルダーフラワーの香りを中心に組立てた。ベルギー産酵母1種のみでの発酵、ドライホッピングを含めた4度のホップ追加で香りのレイヤードを重ねたフラワリーなアロマが特徴のセッションエール。小麦によるライトなカラーとボディはバランスを楽しめどの食事にも合うように醸されている。